会員様情報結果
日曜日の結果
東京12レース
ジャパンカップ
2イノックス
皐月賞では東スポ杯以来の約5か月ぶりという挑戦的な過程で2着となりましたが、ある程度前半のスピード面でラップが分散しても高いレベルで対応できたのは大きな収穫と言えます。
皐月賞では「休み明けだったので、馬の後ろで我慢する事ができませんでした。」との事で、折り合いを欠きながらでも強い競馬で2着に好走できた内容は評価できます。
ダービーでは予想以上に後ろからの競馬でクビ差の2着となりましたが、ペース自体は平均で進んで58秒台に入っているため、かなりスピードを質的に求められた一戦となっていました。
ダービーはL3最速で11.5と前が強気の仕掛けをする中で脚を温存して後半の高いロングスプリント性能を示し、天皇賞では直線で15馬身あったパンサラッサとの差を上がり32.7秒の脚で突き抜けて凄まじいトップスピードを示しました。
ドバイシーマCは誰も逃げない展開で押し出されるような感じでハナに立ち、2角過ぎぐらいに明確に減速してペースを落として3角までは動かない格好となり、3~4角ではコーナーで徐々に速度を上げる感じで進めて出口で軽く促しながら直線で右手前に替えると直線序盤で後続を千切ってそのままラストまで差を広げて最後は後ろを向く余裕を見せての圧勝となりました。
この馬は全く異なる適性のレースでも常に高いパフォーマンスを見せており、天皇賞・有馬記念を使って完成形に近づいてきたと言え、ドバイシーマCでは能力の高さを証明したと言えます。
前走は叩き台の天皇賞を衝撃的なレコードで圧勝しただけに、適性面・状態面に不安が無いここも最上評価の1頭となります。
17スターズオンアース
この馬はクイーンCで見せたように、流れに乗ってギアの上げ下げを求められても対応できており、オークス向でも好走できる下地は示していました。
オークスは、ロングスプリント性能で2着のスタニングローズと比較しても明確に一枚上のパフォーマンスを見せており、3角ではスタニングローズから2列後ろにいてコース取りとしても一つロスが生じており、4角でラブパイローの外から動かしているのでそこから直線で一列前に出たということを考えても後半1000で見て実質3馬身以上のロングスプリント性能の差を引き出していた事になります。
秋華賞は骨折明けで仕上がっていなかった馬体+直線での不利でもコンマ1秒差の3着に好走できており、単純な後半のロングスプリント性能で明確に差を作ってきただけに、まともならこの世代では最上位の存在と言えます。
この馬のロングスプリント能力の高さは間違いありませんが、瞬間的なトップスピードの質を見せているわけではないため、良馬場では後ろから過ぎるとL1で伸びてきても届かない可能性が高いように思えます。
ただ、前走はスタートが改善されてマイルの流れでポジションを取る競馬が出来ていたため、今回の条件で良い位置を確保する事ができれば2強に割って入る可能性が高い1頭と言えます。
1リバティアイランド
オークスがベストバウトで、オークスは東京2400である程度タイトな流れから繰り出されたロングスプリント性能が違っており、この競馬ができるのであればこの馬にとってのベストは高速馬場で厳しい流れの中、後半量的に弾ける展開で、今回はパンサラッサとタイトルホルダーがいるため、この馬にとってはベストと言える展開が期待できます。
昨年の秋の天皇賞のように、後続がパンサラッサを無視し過ぎて2番手以降がギアチェンジ戦になってしまうと若干のパフォーマンス低下が懸念されますが、秋華賞の感じからも今ならある程度は対応可能です。
近走は位置を取れるようになったのは大きな収穫で、大きな不安材料が見当たらない1頭と言えます。
3タイトルホルダー
一昨年は天皇賞春で圧勝し、宝塚記念でも強い競馬で圧倒した同馬。
菊花賞ではステラヴェローチェに1秒差をつけて圧勝していたように、阪神内回りに圧倒的なパフォーマンスが集中しているというのは気になる材料と言えます。
一昨年の有馬記念ではステラヴェローチェにも先着を許しており、皐月賞でもステラヴェローチェにはクビ差で先着しましたが、エフフォーリアには突き抜けられていてパフォーマンスとしてはそこまで高くない点は懸念材料と言えます。
一昨年の日経賞は57kgでまだ斤量もそこまで重くない中での競馬となり、超スローで受けられたので展開としては逃げ馬には楽だった中、タイトルホルダーとしてはこれでL2のギアチェンジで大きな違いを作る事ができず、器用さが売りとはいえボッケリーニにここで最後まで渋太く食らいつかれてクビ差の勝利となりました。
それが今年は2着のボッケリーニに対して8馬身差の圧勝を決めており、完全本格化の印象を受けました。
阪神コース以外でも高いパフォーマンスを見せられた点は大きな収穫と言え、完全本格化した今なら2走前の様なアクシデントが無い限りは安定したパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
10ダノンベルーガ
高速馬場でタイトルホルダーやパンサラッサがいると、全体は縦長になる可能性が高く、ある程度、実質集団も3~4角で動く可能性が高くなるイメージがあります。
そうなるとそこで脚を使って出し切って良い素材型に対して分が悪くなり、紛れた方が良いタイプの同馬にとって今回はチャンスが少ないように思えます。
5ドウデュース
ダービーでは次元が違ったパフォーマンスを見せており、外から伸びてきたイクイノックスも相当な素材なのは間違いありませんが、この2頭だけこの流れで使えるロングスプリントの絶対量が違ったと言えます。
その中でもドウデュースはL2でまだ落ち切ってない所でグンと伸びて来ており、馬の素材を信じて4角から外で勝負を仕掛けて出し切った武豊騎手の判断があったからこそ伸び始めが早かったというのもありますが、L2で違いを作ってきた内容は高く評価できます。
この馬は総合的に完成されていてどういう競馬にも対応できるタイプですが、前走の天皇賞はコントロールに苦しみながら3角に入る格好となり、3角でもまだ手綱を引いて他の馬が促しつつというところで4角で手が動いて直線で追われても一L2で鈍化して前から離されてしまいました。
近走は体型的にも気性的にも短い距離向きになってきたイメージがあり、前走から更に距離が伸びる今回は、更に折り合い得面で苦労しそうな1頭と言えます。
会員様には2イクイノックス1着固定の3連単指示で11.3倍的中となり、16万9500円の払い戻しとなりました。
京都2レース
17ペプチドシュチク
初戦は新潟のダート1200m戦に使われて3着となりましたが、気合不足で出遅れて後方からの競馬となり、道中は気合をつけられながらの追走で前とはかなり離されて4角で外に出して前を追うとしっかりと伸びてきました。
「ダートの1200m条件はスタートが大事ですが、上手く出られませんでした。能力のある馬ですが、今日はスタートが応えました。」との事。
前走は気合をつけて2番手運び、勝負どころでは押っつけて余裕が無くなりましたが直線は渋太く伸びて2着を確保しました。
前走は相手が悪かったケースと言えるだけに、叩いた今回は勝ち負けが期待出来る1頭と言えます。
13ラヴァンダ
初戦は馬群の中で中団追走となり、追い比べでも渋太い伸びを見せていましたが、ゴール前で外から少し寄られる不利を受けて3着となりました。
「道中はフワフワして周りをきにしていましたが、能力は高いのでこれから良くなってくると思います。」との事で、2戦目の今回はスムーズなら更に前進可能の1頭と言えます。
上記情報馬のワンツー決着となり、馬連9.8倍的中で29万4000円の払い戻しとなりました。土曜日の結果東京2レース
14フォルクスリート
初戦は好位のポケットで進めて脚を溜める形となり、直線は間を割って伸びてきましたが坂下で接触する不利を受けて追われてから右にモタれて3着までとなりました。
2戦目は、スタートで後手を踏んで後方待機策となり、4角から何度も追いづらいシーンがあって直線は進路を切り替えながら懸命に脚を伸ばして2着争いを制しました。
3戦目は「ゲートは五分に出てくれましたが、ポジションを取りに行こうとしたところで狭くなってしまいました。それであの位置からの競馬になってしまったものの、よく頑張ってくれました。フットワークにはまだ良くなる余地を残しています。」との事で、道中の不利を受けて最後はジリジリとしか伸びずに5着となりました。
前走は距離を1400mに戻して2着に巻き返しましたが、出遅れて後方からとなり、直線で外を回すロスがありながらも勢いがつくと長く良い脚を使ってワンターンの1400m戦で巻き返しました。
「スタートがもう一つで、あのポジションからになってしまいました。ラストは良く伸びているだけにもう少しでした。能力は凄く感じますし、スタートがもったいなかったです。」との事で、まだトモに力がついていない状態でも好内容の競馬ができており、レースを使う毎にトモの状態も良くなってきているだけに、更に上昇してきそうな1頭と言えます。
6エリカカリーナ
初戦はマイル戦に使われて3着となった同馬。
出負けした後は勝ち馬の直後で折り合いに専念し、最後は勝ち馬に次ぐ脚を使いましたが出遅れが響いて位置取りの差の分だけの3着となりました。
「距離はもう少し短くて良さそうです。デビュー戦は緩さが目立っていましたが、放牧を挟んだ事で動きがかなり良くなっています。休み明けでも初戦よりも格段に上です。」との事で、今回は前走以上のパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
上記情報馬が1,3着となり、3連単926.6倍的中で92万6600円の払い戻しとなりました。
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