今週の6月11,12日週は穴馬出走週のため、基本コースでの募集となります。
(コロガシ情報ではありません)
先週の会員様情報結果東京11レース
安田記念
9シュネルマイスター
NHKマイルカップは15番枠からやや出負けし、そこから促しつつの追走になって序盤は難しい競馬となっていましたが、中団の中目に入れていく形で進めて道中は好位列から少し離れた中団で進めながら前にスペースを少し保って進めていました。
3~4角でも緩まない展開の中、中団の中目から4角で外に誘導して直線に入ると直線序盤で中団から渋太く追われて前のソングラインを壁にしながらL2で1馬身の差がある3番手に浮上し、L1でグレナディアガーズを捕えてソングラインとの差を一完歩ずつ詰めて最後はハナ差で競り落としました。
走破時計もこの時の馬場を考えるとかなり優秀で、準OPに対して明確に上回ってきたので3歳の頂点としては立派な内容だったと言えます。
その後の安田記念はややスローの展開を好位外から進め、そこからL2最速で11.0と、仕掛けが少し遅めでしたが好位の外からしっかりと動いてコンマ1秒差の3着に健闘し、古馬一線級相手に大きく目途を立てた内容と言えます。
今年はグランアレグリア級の馬が不在となるため、適性の異なる安田記念、マイルCSの両レースで好走している同馬がマイル路線の中心となります。
7ファインルージュ
距離が長過ぎたオークスを除けば(3,4,1,0)と安定感抜群の馬で、桜花賞はハイレベルな1戦でソダシからコンマ1秒差の3着となり、秋華賞ではソダシが崩れる展開でも2着に好走しました。
東京新聞杯では2着に敗れましたが3角でタイムトゥヘブンに張られて外に振られるロスが響いただけに悲観する内容ではなく、左前の蹄の不安が無くなった事で安定感が増してきました。
この馬はルメール騎手が「G1を勝てる力を持っている」と、秋華賞の時から話しており、左前の蹄に不安を抱えた状態でも桜花賞ではソダシをコンマ1秒差の競馬が出来ており、前走のヴィクトリアマイルでは直線で躓く不利がありながらも凄まじい脚で2着争いを制してきただけに、現時点では蹄の不安は完全に解消されたと言えます。
不安が解消された後はスムーズさを欠く競馬でも崩れずに好走できており、スムーズな競馬ができればキャリアハイのパフォーマンスが期待できる1頭と言え、近走の敗戦で妙味が生じる1頭と言えます。
13ソングライン
ヴィクトリアマイルよりは展開的にタイトになりやすい安田記念の方が力は発揮しやすいタイプの馬で、阪神Cは右回りでの右手前コーナリングで置かれている感じがあり、左回りでもコーナーで負荷がかかりながら直線前半でも左手前のままだったりするのでサウスポーなのは間違いありません。
右回りの桜花賞も15着に大敗していますが、外枠から良いポジションを取った時に張られてしまいそこで気持ちが切れて4角すでにステッキが入っていただけに度外視可能の1戦と言えます。
前走のヴィクトリアマイルは3角で躓く不利がありながらも2着のファインルージュとは互角の競馬ができており、NHKマイルで不利を受けながらもハナ差2着に好走できている点を考えても、左回りのマイル戦なら1線級のパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
3ロータスランド
関屋記念でマイルでのロングスプリントにも対応できている点からも期待が持てる1頭。
タイプ的に近いレシステンシアよりレースがしやすいタイプで、マイルでの後半型の競馬でソングラインやカラテを撃破した実績を考えれば、条件次第ではファインルージュとの比較で見ても上回ってくる可能性があります。
ただ、この馬は爪に不安を抱えているため、パンパンの良馬場ではパフォーマンスが低下しています。
関屋記念は良馬場表記でも水を含んだ馬場状態でのもので、近2走に関しても道悪馬場で高いパフォーマンスを見せているだけに、雨が降れば相対的に大きくパフォーマンスを高めるタイプと言えます。
15セリフォス
朝日杯ではこれまでにないタイトな流れに乗る競馬に渋太く対応して2着。
朝日杯はややハイペースで流れて中弛みからのL3-2で11.9-11.2と一脚の鋭さをある程度要求される競馬となり、総合的に強い競馬をしてきた印象があります。
相手のドウデュースやダノンスコーピオンが強敵だったのは間違いなく、その中で前半の出負け気味から脚を使って46.2の流れに近いところまで持って行けた内容は高く評価できます。
中弛みで我慢を強いられて結果的に外から無理なく押し上げてきた馬に対してこちらは前中盤であまり効率の良い走りができなかっただけに、朝日杯上位勢の中でも一番強い競馬をしている1頭と言え、朝日杯と同様に若干時計の掛かる馬場状態になれば浮上する1頭と言えます。
ただ、高速馬場ではスピード面で目途を立てられていないために割引が必要です。
良馬場だったため、会員様には9シュネルマイスター、7ファインルージュ、13ソングラインの馬連3点指示となり、17.4倍的中で26万1000円の払い戻しとなりました。

中京9レース
7ボルドグフーシュ
前走の京都新聞杯は開幕週の超高速馬場で、ややハイペースで前が飛ばす展開の中、序盤は最後方で進めて11.8 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.1と後半のポテンシャル戦で後方は外から直線で大外に出して追い上げるも、先に抜け出した前2頭には届かず3着となりました。
2走前のゆきやなぎ賞は超スローの流れで13.0 - 12.4 - 11.4 - 11.1 - 11.5とトップスピード戦で後方外からしっかりと弾けており、スローからのトップスピード戦でも高いパフォーマンスを示しています。
脚質的に小頭数というのは好条件で、今回のメンバーレベルなら最後方からでもまとめて差し切れる可能性が高い1頭と言えます。
1ダディーズトリップ
中京巧者で、中京コースは7回走って掲示板を外したのは2回だけです。
昨年の木曽川特別では超スローの流れで11.9 - 11.9 - 11.9 - 11.3 - 11.5 - 11.8というL3最速ロングスプリント戦となっており、中団外からかなりのロスがありながら直線では最後までなだれ込んで3着となりました。
この馬はロングスプリント的な競馬で長く脚を使えるのが魅力で、ここの4着馬がヒルノダカール(その後2勝)で、2着馬がマカオンドール(その後2勝)。
これらに対してL1で抜けてきた内容は評価でき、「小頭数でゆったり構えてもと思っていたので、ある程度位置を取りに行きました。良いメンバー相手でしたが、良く頑張ってくれました。」と菱田騎手が話しており。
今回も小頭数で菱田騎手が騎乗となるだけに、穴で魅力がある1頭と言えます。
結果は上記情報馬が1,3着となり、28.2倍的中となりました。
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